tomihisaお召未着用 森英恵 銀通し 刺繍 着物 正絹 仕付け糸付 お召訪問着2906

tomihisaお召未着用 森英恵 銀通し 刺繍 着物 正絹 仕付け糸付 お召訪問着2906

昭和から平成を駆け抜けた日本を代表する女流服飾デザイナー“森英恵”のひと品、銀通しと刺繍のお召訪問着でございます。

大人びたインパクトを残す落ち着いた紺青色の彩色、銀通しの重厚感にまるで絵画の如く描き込まれたアブストラクトなモダンデザイン、それは“森英恵が標す新たな着物の奥行”、お召地に刺繍と精美な柄行きが創り出す立体感…独特のしっとりとした風合いが着物の味わいを一段と馴染みやすい趣に変えています。

未使用・撮影の為だけに着付けた一枚、仕付け糸（袖のみ）付“手縫い仕立て”のお品でございます。

森英恵は、1960年代にニューヨーク・コレクションで成功をおさめ、日本人の海外進出の先駆けとなった服飾デザイナー。1970年代には東洋人として初めてパリ・オートクチュール協会のメンバーとなるなどファッション界の第一人者として活躍。バルセロナ及びリレハンメルオリンピックの日本選手団の公式ユニフォームのデザインや、歌舞伎、海外のオペラやバレエの舞台衣裳を担当するなど多くの功績を残しました。

“拘り抜いて恵みを取り込む言葉にできない至福の華”、大人の出で立ちを“さりげなくゴージャス”に魅せる卓越したデザイン力は“森英恵”ならでは、是非この機会に貴女のお手元に。

お召は通常の縮緬よりもコシがつよく、紬よりはしっとりと馴染む独特の風合いがあり、着崩れしにくく、裾さばきがよいために、洒落着に向くとされています。また、銀通しは織物全体に亘り緯糸に銀糸を織り込んだもので、生地も少し厚めで重たく、重厚感にあふれた奥行きが魅力の生地です。


採寸表

身丈 ： 162cm（肩から）

裄　 ： 64cm

肩巾 ： 31.5cm

袖巾 ： 32.5cm

袖丈 ： 49.5cm

前巾 ： 27.5cm

後巾 ： 31.5cm

素材 ： 正絹(袷)

折代 ： 身丈(内揚げ 前4cm・後5cm)　裄(身頃側：2cm・袖側：3.5cm)　袖丈(4.5cm)

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