Guepa40‘s American Optical Sampson Vintage
新品同様
1940年代
レンズ横幅45mm
鼻幅22mm(右レンズと左レンズの間隔の幅)
テンプル165mm
レンズ天地幅41mm
素材1/10 12K GF 金張 イエローゴールド
アメリカンヴィンテージメガネとして不動の地位を誇るアメリカンオプティカルから、とても有名なモデルであるシンプソンというモデル名のフルビューフレームです。
AOの多々あるモデルの中でも一目置かれるのがこのフルビューで、今までレンズの中心部分にあった智を少し上に配置してより視界の広さを求めたものになります。この発明を最初に行い発表したのがアメリカンオプティカルで、同社を眼鏡屋として急成長させた最大の要因であります。
このシンプソン型の一番のポイントと利点はブリッジ部分にあります。前期型のフルビューはブリッジを左右一点ずつで溶接されていましたが、それだとねじれの力に弱く激しい使い方をすると金属疲労により溶接部分が破断する場合がありました。
フレームメーカー各社はブリッジとレンズ枠の接点を増やし、この問題を解決しようとアップデートを行います。左右に一点ではなく複数箇所のブリッジ溶接を施し、ねじれへの耐久性をあげたのです。
AOはフレームの溶接箇所を増やすのと同時にブリッジの後ろへ補強材として新たにパーツを設計し溶接しています。曲線のデザインで剛健さ、雄々しさを表現しておりカッコいいアウトプットをしています。
厚く金張りされたフロントの12Kは綺麗に輝いており、80年近い歳月を超えてきたとは到底思えません。ヒンジもぐらつく事無くしっかりと噛み込んでいます。
当時の純正のベークライトパッドも綺麗な状態で健在しています。パッド裏のAOロゴも左右しっかりと残っています。鼻パッドは劣化なく艶やかで、パール調のベークライトテクスチャが美しく映えています。
AOのフルビューにおいて有名なミル打ちの彫金はこの個体にも手を抜くことなく装飾をされています。とても大胆で、智の部分からテンプルまで綿密に彫金されている様を見ると、当時のAOのクラフトマンシップを感じます。
ジョンレノンが同様のフレームを着用していた事が確認できます
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